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高知交響楽団定期演奏会 グレー松日記 その3終楽章

さていよいよ本番、失敗しても「あっ!タンマタンマもっかいやり直しして~」というわけには行かない、つまりチャンスは1回しかない、失敗しても誰も責めないであろうが失敗はしたくない、誰しも失敗は許されないという気持ちで望んでいる、例えを言うと潜水艦に乗る・・・・・つまり任務が終わる(潜水艦が海底から海上に上がる)まで外に出る事が出来ない、進んで行くうえでコワイ事がたくさんある、この危険を回避しながらスムーズに進めて任務を終え無事帰還・・・・・といった感じなのだ。
潜水艦と違うのは海底で大きなミスやトラブルがあれば命にかかわる大事になるが、本番で大きなミスやトラブルを起こしても命には問題ない、が、しかし大きなショックを受けて演奏する事に自信を失い立ちなれない場合も無くはない、実際に立ち直れなくなって辞めた奏者の話を聞いた事がある・・・・・ま、私の回りでは立ち直った方がほとんど、私は何度も経験がある、それだけ本番というのはコワイものなのだ!

ステージに上がると私はお客さんの入り具合を必ず見る、お~~っ!今回は多いではないか~!・・・心の中でお客さんに感謝をする。

チューニングが終わり拍手の中、マエストロが入場し会場に礼をし、指揮台に上がる・・・・・さて、いよいよ・・・・・マエストロの華麗な指揮棒で天国と地獄が華やかに始まる♪♪♪~クラリネットソロ、う~んいい音!それに続くオーボエのソロ、これも素晴らしい音だ、チェロのセクションソロ・・・これも素晴らしい!!ヴァイオリンソロも美しい音色だ!
素晴らしい始まり♪そして後半にはあの有名な運動会の曲、我々の出番・・・ん~、いい感じだ!華やかに終わる。

前半、つまり1部のもう1曲はファリャ作曲のバレエ『三角帽子』この曲は第1組曲第2組曲で8曲あるが、トロンボーンとテューバの出番は最後の1曲のみである。
自分等の出番までステージでおりこうさんになってじ~っとして待たなければならない、これはトロンボーンやテューバにはよくある事で、待つ事にはそれなりに慣れているのだ。
色々な待ち方がある、客席をながめて自分の知り合いが何処に座っているかを探す。プログラムを持参し曲解説等を熟読する。。ただじっと待つ。。。寝る・・・・この場合寝息をかいたり突然ガクン!となる可能性があるのでおすすめ出来ない、また、暇だからと言って退屈そうな顔をしたり、思い出し笑い等は決してしてはいけないのだ!
高校時代の恩師に『待つのも音楽だ』と教えられた。

話が随分それたが、三角帽子が始まる・・・・トランペットのレッドさんが大変調子が良い!聴いていて安心出来る、全体的に演奏が素晴らしい!・・・・・・ひょっとしてトロンボーンがいない方が演奏レベルが高いのでは?と変な不安を感じた。
そして自分等の出番が来た。終幕の踊りなだけに派手であり拍子やテンポがコロコロ変わる、大きな不安箇所はないが、全く無いわけではない・・・私の不安箇所はレッドさんとユニゾンなのでレッドさんに意識を集中し合わせる・・・・おっ!ばっちり合った!!ってな感じで終了。

15分間の休憩・・・・・(-.-)y-~

2部・・・ブラームス交響曲第3番、私にとってこの曲は以前からの憧れであり、ブラームス4曲の交響曲の中で3番だけは初めての経験だった、色んな作曲家の交響曲を経験して来たが、ブラームスの交響曲は非常に難しい、ただ楽譜の通りに吹いても全くしっくり来ない、スコアを見ると実に緻密にオーケストレーションされている、四分音符ひとつ吹くにも考え無しに吹くと回りと合わない感じがする・・・・・以前自分の師匠に何故ブラームスの交響曲は難しいのでしょうか?と質問した事がある、答えは「ブラームスのシンフォニーはバイブルだよ」と言われた。・・・分かる様な分からない様な・・・・とにかく経験する事一番だと思った。
ブラームスの作品はマエストロが得意とされいたので練習時に多くの事が学べた、今回は自分自身良いとは言えないが、今までブラームスの作品を演奏した中では少しだけブラームスの音に近づいた様な気がする、もちろんオケ全体も同じ、素晴らしい演奏が出来たと思う・・・・・・緑ホルン君のソロも最高でした。
私としてはブラームスの交響曲は何度でも挑戦してみたい、やる度に新しい発見が出来ると思う、それだけ素晴らしい作品である。交響曲の聖書、という事が何となく分かった気がする。


さて、本番終了し、片付け終了!・・・しかし開始時間までかなり時間がある、バストロンボーン奏者君と時間潰しに、帯屋町のとあるカフェに入る・・・・回りはカップルや若い女の子ばかり・・・・・我々はオジサン2人・・・、そんな事も深くは気にせずプチ反省会と世間話・・・、やっと時間が来たので打ち上げ会場に移動、楽しくおいしい酒を飲み1次会終了・・・2次会への移動の間、マエストロと色んな話が出来た、何を話しても自分には勉強になる事ばかりであった。
私は2次会会場まで行って中には入らずに帰宅・・・・・次の日仕事でだらだら出来ないので・・・・、路面電車でゆられながら今日の本番の余韻を感じつつ・・・・・。

次回演奏会に向けて・・・・・・

長い長いその3までのグレー松日記、最後まで読んでいただいた方、ありがとうございましたm(__ __)m
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プロフィール

金五郎

Author:金五郎
高知県で活動している、トランペット・ホルン・トロンボーン・チューバによる金管五重奏団です。
2008年 4月にメンバーを固定しての定期的な練習を行い、本格的に活動を開始しました。

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